So-net無料ブログ作成

白衣と金剛杖と輪袈裟 [出発前]

TS3O00120001.jpg


歩く旅がしたかったので、
旅の候補地がいくつかありました。

富士登山、
伊勢参り、
金毘羅参り、
東海道五十三次、
四国遍路、
スペインのカミーノ。

どこに行こうか迷ったのですが、
この中で、より安全に歩く旅が出来るのは、おそらく四国遍路とカミーノでしょう。

野宿道具を持って、
大阪の街をうろうろ歩いていると、
本人は旅人のつもりでも、
周りからは、不審者のように見られる場合があります。

お遍路とカミーノは、
巡礼という文化が地元に根付いておりますので、
巡礼の格好をすれば、
「ああ、あの人は巡礼だ」
と一目で認知されます。

スペインか、
四国か、
大分迷ったのですが、
やはり日本語が通じると言うのは便利ですし、
仕事で何度も行って馴染みがあり、
興味のある史跡が多い四国遍路を選びました。

四国遍路の格好と言うと、
白装束。
手には金剛杖、
頭に菅笠をかぶって、
首から輪袈裟、頭陀袋をぶら下げる。
現代ではこれが一般的です。

明治時代に出版された四国遍路のガイドブックを読むと、
菅笠をかぶって、杖(杉の木)を手にしておりますが、
白装束に身を固め、というのはなかったようです。
普通の旅装束だったようです。

今では、白装束がお遍路さんの格好になっています。
所謂、死に装束です。
遍路の途中で亡くなった時には、
金剛杖が卒塔婆の代わりになるそうです。

さて、私はどんな格好で歩きましょうか。

普通の格好で歩くよりも、
遍路のコスプレをした方が、
遍路であるという気持ちも湧き、
周りからも「お遍路さん」と認知されやすいので、
やはり遍路の格好はしましょう。

ただ、衣装を全て揃えるのは、
お金もかかりますので、
簡単に、白衣だけを着ることにしました。

白衣は、
遠くからも目に付きますので、
道中安全の為にも着た方がよさそうです。

仕事で、高野山に行きましたので、
白衣も買ってきました。

四国遍路に出る方は、
高野山に行き、
道中の無事をお願いし、
遍路を終えると、
お礼参りに再び高野山に行くそうです。

奥の院まで行き、
道中の無事をお願いし、
そして、白衣を買ってきました。

背中に弘法大師のイラストが描かれてあり(上の写真)、
その下には、
「南無大師遍照金剛 同行二人」
と書かれています。

「南無大師遍照金剛」というのは、
弘法大師空海のことで、
同行二人(どうぎょうににん)というのは、
例え一人旅であっても、
お大師様(空海)と一緒に歩いているのですよ、
という意味だそうです。

後、杖も欲しいなと思いましたら、
先日、実家へ帰った時に、
父が作ってくれていました。

親が作ってくれた杖を持って、
白衣を着た姿を鏡で見ると、
立派なお遍路さんです。

格好はこれでいいかなと思っていると、
奈良の辻本さんから、新品の輪袈裟を頂きました。

輪袈裟というのは、
略式の袈裟で、
これを付けると、
どこから見ても本物のお遍路さんです。

この格好で近所のスーペーに買い物に行きますと、
結構目立ってしまいました。

四国では風景に馴染むはずです。
コメント(0) 
共通テーマ:旅行

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。