So-net無料ブログ作成
検索選択

43日目 四国八十八ヶ所遍路大使任命書 [讃岐 涅槃の国]

TS3O06960001.jpgTS3O06980001.jpgTS3O07120001.jpgTS3O07100001.jpg


快晴。
6時半起床。

隣部屋のお遍路さんが、
5時に起きたので、私も起きようかと思ったのですが、
今日は距離も短い、
のんびりしようと、再び眠りました。
6時に目覚ましを掛けていたのですが、
まだまだ眠いと思って、起きませんでした。
6時半に宿のご主人がコーヒーを持ってきて下さって、
やっと起きました。

7時半出発。

雲一つない青空。
お遍路日和です。

43日間歩いてきましたが、こんな天気が良いのは初めてです。
綺麗な青空です。

セルフタイマーで写真を自分の撮りながら、歩きます。
一人で歩いていますので、自分の写真はほとんどありません。

このブログに載せた写真は、私が撮った写真ばかりですが、
一枚だけ例外があります。

「辻講釈」の幟を持って歩いている時の写真。
これは九州青年が撮ってくれました。

八十七番長尾寺。
トイレが綺麗です。

東海ラジオから電話がかかってきました。
「しまった」
勘違いしておりました。
何度か出演依頼の電話を頂いたのですが、
頭の中では明日だとばかり思っていました。
遍路ぼけですね。
パーソナリティは水谷ミミさん。
「南湖さん。遍路に出て、何か変わりましたか」
「足の筋肉が強くなりました」
「そういうことじゃなくて、内面的なことで」
「どうでしょうね。変わったのでしょうかねえ」

私の中では、ずーっと一本の道でつながっていますので、
あまり変化に気付きませんが、
他所から見ると、何か変わったところがあるのかもわかりません。

八十八番まで15キロ。
スタスタと歩きます。

歩きながら、般若心経を読みます。
うーん。
途中で止まる。
ここまで来たのに、まだ覚えていない。
流石に、これはあかんだろうと思って、般若心経を覚えながら歩きます。

途中に「前山おへんろ交流サロン」がありました。
ここに寄って、お茶を頂きながら、過去のお遍路の資料などを見学します。

ノートを見ると、九州青年の名前がありました。
富山女の子の名前もあります。
クラウスの名前はありません。
気付かずに行ったのかな。

ここで「四国八十八ヶ所遍路大使任命書」を頂きました。
私もこれで遍路大使ですね。
旭堂南無大師遍照金剛という芸名を考え付きましたが、
長いですね。

ここから八十八番へのルートはいくつかあって、
一番厳しいのが女体山越え。
ここは山を越えて、崖を越えて行かねばなりませんから、大変厳しい。
アスファルトの道路を通る楽な道もあります。

ここまで来た歩き遍路は大概、厳しい女体山越えを選ぶそうです。

私は勿論、アスファルト道路です。
近くて、楽な道を選びます。
もういいでしょう。
ここまで頑張って来たんですから、最後ぐらいは楽に歩かせて下さいよ。

しばらくテクテクと歩いていたら、
どんどん山の中に入っていきます。
景色が良くて、川が綺麗で、野鳥の姿もちらほら見えます。
イタチが目の前を横切りました。

「はてな。アスファルトの道じゃないな」
地図で確かめると、
道を間違って、女体山越えのルートを進んでいました。

嗚呼。
なぜかこうなるのですね。

女体山を見上げると、遥か向こうです。
高く、険しい。
歩きますよ、歩きますよ。
最後ですし。

ヨイショヨイショと進みます。
楽しいですね。
この厳しい道のりが楽しいです。

今までの道中を振り返りながら歩きました。
様々な出会い
様々な宿。
野宿もしました。
43日間。
長かったですが、終わってしまえば、アッという間ですね。

遂に、女体山の頂上です。
絶景です。
般若心経も覚えました。

八十八番大窪寺。
遂に到着。
一番から、八十八番まで、
二本の足と金剛杖だけで、最初から最後まで、ズーッと歩き通しました。

足がガクガク震えています。
達成したから震えているのではなく、
女体山越えで疲れているのでしょうね。

本堂へお参り。
覚えた成果を発揮します。
「観自在菩薩行深般若波羅蜜多……」
いきなり、噛んでしまいました。

しかし、ワンチャンスあります。
大師堂です。
今度こそ。
「観自在菩薩行深般若波羅蜜多……」
途中で、詰まりました。

うーん。
残念。
また来いということかな。

一緒に歩いてきた金剛杖をこの寺に納めます。
名残惜しいですが、
この杖があると、まだまだ歩かなきゃあならん気がしますので、
このお寺に納めます。
納経所で、
「あのー、金剛杖を納めたいのですが」
「お金がかかりますよ」
「おいくらでしょうか」
「千円」
「はい。払います」
「高野山には行かないの」
「行こうと思いますが」
「それやったら、納めんと持ってたら」
「はい」

あらら。
大阪へ持ち帰ることにしました。

門前からコミュニティバスが出ています。
うどんが食べたかったのですが、バスの時間がもうすぐです。
自動販売機で温かい紅茶を買います。

やがて、バスがやってきました。
バスに向かって歩きます。

金剛杖をトンと地面に突き立てると、杖の頭に付いている鈴がリンリンと鳴ります。
いつもこうやって歩いてきました。

トンと突いてリンリン。
トンと突いてリンリン。

この鈴の音を聞くのも最後です。

トン、リンリン。
トン、リンリン。

にほんブログ村 旅行ブログ 遍路・巡礼へ
にほんブログ村
コメント(3) 

42日目 屋島と那須与一 [讃岐 涅槃の国]

TS3O06470001.jpgTS3O06560001.jpgTS3O06720001.jpgTS3O06600001.jpg


晴れ。

6時半起床。
昨日たくさん歩いたので、今朝はのんびりしようと思っていても、この時間に目が覚めます。
早速、温泉へ。
今日は土曜日なので、朝から人が多いです。
ゆっくり浸かってから、出発準備。
9時出発。

八十三番一宮寺。

のんびりとテクテク歩きます。

「おもてなしステーション」がありました。
ドコモショップなのですが、
インターネットが使えて、コーヒーも無料で頂けます。
トイレもあります。
有り難いです。

ここでブログの更新。

ラジオの出番です。
ドコモショップの駐車場でお話します。
いつもの四国放送「土曜ワイド徳島」。
もうすぐ結願。
帰宅後に食べたいもの。
いつの飲んでいた手作りの野菜ジュースとコーヒー。
あいうえお作文な行。
次週も出演できることになりました。
お遍路の総まとめです。

再び、ドコモショップに戻って、ブログの更新。
のんびりしました。
有り難うございます。
私の携帯はauですので、ちょっと申し訳ないです。

屋島に向かいます。
屋島と言えば、源平合戦。
那須与一の扇の的の話は有名です。
勿論、講談にもあります。

はるか遠くに見える屋島。
それを登って行きます。

うどん屋に寄って、ぶっかけとおでんを頂きます。
美味しい。

ヨイショヨイショと山を登ります。

八十四番屋島寺。
大きな狸の像があります。
母狸が赤ちゃんにお乳を飲ませています。
可愛い

宝物館もあります。
江戸時代の曼陀羅が凄い。
ジッーと見ていても飽きません。

折角、屋島に来たのだからと、門前で辻講釈。
演目はやはり「那須与一」です。
「那須与一が駒を乗り上げた岩はそれです。そこに見えています」
拍手喝采。
来て良かったです。

八十五番八栗寺。
ここも山です。
門前にはフーテンの寅さんがよもぎ餅のお店がありました。
残念ながら、よもぎ餅は売り切れ。

近所に、イサムノグチ庭園美術館や、石の美術館があります。
石の美術館では、大阪城に運ばれた刻印石の特集をしています。
非常に行きたいのですが、もう夕方。
時間がありません。

山を下りて行きます。
夕暮れ時。
この時間が一番好きです。

志度の町へ。
平賀源内の旧宅があります。

遍路宿「たいや旅館」
車のタイヤではなく、おめでたい鯛屋でしょうね。
素泊まり3000円。

サッとお風呂に入って、ゆっくりします。

お布団に入って、考えます。
いよいよ明日は結願。
今までよく歩いてきたなあ。
ああ、お遍路も明日で終わりか。
金剛杖も先が割れ、15センチも短くなってしまった。
昼間歩いている時、
地元のお婆さんが、この杖の先を見て、
「お大師さんも喜んではる」
と言ってくれて、嬉しかったなあ。

そんなことを考えますと、なかなか眠れません。
いつもはスッと眠るのですが、
しばらく今までの行程を振り返っておりました。
いつの間にか眠ります。

にほんブログ村 旅行ブログ 遍路・巡礼へ
にほんブログ村
コメント(2) 

41日目 山下うどん店と天然温泉きらら [讃岐 涅槃の国]

TS3O06400001.jpgTS3O062800010001.jpgTS3O063400010001.jpgTS3O064200010001.jpg


曇り。
6時起床。
たっぷりの朝食。
旅に出ると野菜不足になりがちなので、野菜たっぷりの和食は有難いです。
ご飯のおかわりをする。
葉ごぼうが美味しい

7時半出発。

七十九番天皇寺。

今日こそはぬるかけを食べようとうどん屋を目指して歩きます。
まだ時間が早いから準備中ばかり。

坂出に来ました。

「おもてなしステーション」でみかんコーヒーを頂きます。
有り難うございます。
やぎがこっちを見ています。

トコトコ歩くと、うどん屋さん。
川の近くにあります。
「山下うどん店」。
お店に入ると、平日の午前中だから、まだ人は少ないですが、
昼時分になると、表に行列が出来るそうです。

メニューを見ると、
うどん150円、
釜揚げ180円、
と書かれています。
安い。
凄く安い。
それでも「この度、値上げしました」と書いてあります。
これで値上げしたなら、前はなんぼだったんでしょうか。

釜揚げを注文すると、
丼の中に、熱々のうどんが一玉入って、出てきます。
セルフで卵を一つ取り、熱々のうどんの上に卵を割り入れ、うどんと混ぜて、釜玉にして食べます。
美味しい。

折角なので、
冷たいうどんも注文します。
丼の中に、冷たいうどんが一玉。
セルフで、ネギとショウガを載せ、その上から、熱々の出汁を掛けます。
食べてみると、ぬるいかけうどんです。
これがぬるかけかな。
ズルズル。
ぬるいです。
お腹に優しい。
多分、これがぬるかけなんでしょう。
美味しいです。

お腹一杯になって、
お店でお茶をゆっくり頂いてから、出発します。

八十番国分寺
ここから遍路転がし。
雨の後だから、地面がぬかるんでいます。
それでも一歩一歩歩きます。
歩く道がちょっと窪んでいるので、山の水が流れ込んで、小さな川になっています。
その川を避けながら、歩きます。
靴は泥だらけです。
自衛隊の演習場があります。

八十一番白峯寺。

山の中を歩きます。

八十二番根香寺。

ここで夕方16時。

宿の候補は二つあります。
山を下りて、6キロ先と12キロ先。
ここまで、山越えで25キロ程歩いていますから、
足の具合を考えると、6キロ先が丁度良いのですが、
12キロ先の宿には温泉があります。
6キロ先の遍路宿か、12キロ先の温泉宿か。
これは迷います。

とりあえず、歩きましょう。
歩きながら、考えます。

今日は山越えの道を歩いてきましたから、
結構疲れています。
温泉に入りたいのですが、これ以上歩くのはちょっと無理です。

遍路宿にしましょう。
電話します。
「はい。遍路宿」
「もしもし。歩き遍路をしている者ですが、本日一名、お願いできないでしょうか」
「満室です」
ガチャ、プー、プー、プー。
私は
……温泉宿に泊まりたかったのですよ。
歩きますよ。
どこまでも歩きますよ。

スタスタ歩きます。
はあ、疲れた。

30キロを過ぎるとグッとしんどくなります。
それでも、一ヶ月以上歩いてきましたから、足も筋肉が付き、どこまでも歩けるのです。

歩いて歩いて、マルナカへ。
今日は頑張ったので、ご褒美にケーキを買います。

温泉宿「天然温泉きらら」へ。
部屋は1DKのワンルームマンションです。
冷蔵庫もトイレもちゃんと付いています。
これは便利です。
温泉付き素泊まり4750円。

温泉にゆったり浸かります。
ここまで歩いて良かった。

風呂から上がって、ケーキを食べます。
美味しい。
明日も歩こう。

布団を敷いて、ゆっくり眠ります。

にほんブログ村 旅行ブログ 遍路・巡礼へ
にほんブログ村
コメント(1) 

お知らせ!結願 [讃岐 涅槃の国]

無事に結願しました。

遍路に出る前は、ここへやって来た時、さぞかし達成感や満足感があるだろうと思っていました。

今、思うのは、達成感や満足感ではなく、皆様に助けて頂いて、ここまで来れたという気持ちです。

当初、皆様をご案内するつもりで、ブログのタイトルを「講談師と歩く」としましたが、実際は皆様と歩いた四国遍路だったと思っています。

餞別を下った方、送金をして下った方、お接待をして下った方、コメントを書いて下った方、ブログ村のランキングクリックして下った方、この文章を読んで下さっているあなた。

名前の出ている方もあれば、出ていない方もありますが、数え切れない程の方々に助けて頂きました。

本当に有り難うございました。
感謝しております。

最後の3日の日記はぼちぼち書きたいと思います。

さて、2周目に行きますか。
行かへん行かへん。


にほんブログ村 旅行ブログ 遍路・巡礼へ
にほんブログ村
コメント(12) 

お知らせ!自動更新不可 [讃岐 涅槃の国]

自動更新しようと思いましたが、うまくいきませんので、いつも通り手動で更新します。

にほんブログ村 旅行ブログ 遍路・巡礼へ
にほんブログ村
コメント(0) 

お知らせ!ラジオ出演 [讃岐 涅槃の国]

本日、8時過ぎより、東海ラジオに電話出演します。
名古屋近辺の方、ぜひ聞いて下さいね。

にほんブログ村 旅行ブログ 遍路・巡礼へ
にほんブログ村
コメント(0) 

お知らせ!結願予定 [讃岐 涅槃の国]

明日、結願予定です。

多分、13時~14時頃に八十八番を打つ予定です。

「いまココ!」の自動更新機能を使って、リアルタイムで移動する様子をお伝え出来ればと思っています。
やったことがないので、うまく行かないかも分かりませんが、お楽しみに。
八十八番は山越えですから、電波の届かない可能性大です。
最後まで、事故のないよう気を付けて歩きたいと思います。

にほんブログ村 旅行ブログ 遍路・巡礼へ
にほんブログ村
コメント(9) 

40日目 善根宿「うたんぐら」 [讃岐 涅槃の国]

TS3O06080001.jpgTS3O06160001.jpgTS3O06180001.jpgTS3O06210001.jpg


雨。
5時半起床。
6時半出発。

雨がよく降ります。

七十一番弥谷寺。
弥谷と書いて「いやだに」と読みます。
天霧城跡があります。
階段を登って登って到着。

七十二番曼荼羅寺。
門前のうどん屋さんで、うどんのお接待。
有り難いですね。
有り難うございます。

西行の笠掛松や昼寝石があります。
西行の講談もするので、
西行さんと同じように昼寝しようと石に横になったのですが、
雨が降る中、昼寝は出来ません。
雨に濡れながら、しばし目を瞑る。

七十四番甲山寺。

七十五番善通寺。
ここは弘法大師がお生まれになった場所。
別名、誕生寺。
大きい。
境内は唐のお寺を模したものだそうです。
実に立派。
宝物殿もあります。
中に入って、仏像や曼荼羅を見学。
本堂の側には赤ちゃんを抱いたお大師さんの像。

マルナカで390円弁当を買って、食べます。
雨はどんどん強くなってきます。

七十六番金倉寺。
七十七番道隆寺。

しばらく歩くと、「お接待ステーション」と書いたステッカーが貼ってある喫茶店。
サロン ド 野池」。
コーヒーを頂きます。
美味しいコーヒー。
冷えた身体が一気に温まります。
あまりに美味しいので、厚かましくも、おかわりをお願いしました。
有り難うございました。

トコトコ歩いて、丸亀。
可愛いお城。

うどん屋「おか泉」。
今日こそは、「ぬるかけ」の正体が知りたいです。

「ご注文は?」
「ぬ、ぬ、ぬるはち」
「ぬるはち?」
「あ、いや、ぶっかけで」
「はい。ぶっかけ一丁」

ぬるかけを注文するのを失敗しました。
しかし、メニューをよく見ると、
「熱、冷、ぬるい」
と書いてありますから、香川ではぬるいうどんというのが、普通にあるのでしょうね。
大阪ではまず見ません。
お腹に優しそうです。

ぶっかけは美味しかったです。
昨日は気付かぬ内に食べてしまいましたが、
今日はゆっくり讃岐うどんを味わいました。

この近くに神主さんがうどんを打っている神社があると聞いて、
ぜひ寄ってみたかったのですが、お腹一杯です。

七十八番郷照寺。

宿は「うたんぐら」。
ここは宇多津町。
江戸時代のスペインの地図には、
この辺りが「うたんぐら」と書かれていたので、
うたんぐらという名前にされたとか。

宿賃は朝食が付いて600円。
6000円じゃなくて、600円。
大阪府泉大津市に長く住まれていたご夫妻がされている善根宿。
ご夫婦の温かいお心遣い、楽しいお喋り。
本当に素晴らしい宿です。
有り難うございます。
コタツに入って、お茶を飲みながら、一緒にお喋りをします。
楽しい時間は経つのが早い。
まだまだ喋りたいのですが、明日も朝から歩きます。

お休みの挨拶をして、お布団にもぐります。

ゆっくり眠ります。

にほんブログ村 旅行ブログ 遍路・巡礼へ
にほんブログ村
コメント(3) 

お知らせ!ラジオ出演 [讃岐 涅槃の国]

いつもの四国放送ラジオです。
10時から12時の間に電話出演です。
ぜひ聞いて下さいね。

にほんブログ村 旅行ブログ 遍路・巡礼へ
にほんブログ村
コメント(0) 

39日目 うどんの国へ [讃岐 涅槃の国]

TS3O06060001.jpgTS3O05980001.jpgTS3O06070001.jpgTS3O06020001.jpg


曇り、のち晴れ、一時雨。
5時起床。
サッと準備して、ご主人に車で、昨日の場所まで送って頂く。
6時出発。
この辺りは標高が高いので霧が濃いです。
登り口で標高270。
頂上は標高900。
八十八ヶ所の中で一番標高が高いお寺。
六十六番雲辺寺。
汗かきながら、ヨイショヨイショと登って行く。

愛媛県の最後の難所と言われていますが、軽々と登ることが出来ました。
山を降りて行きます。
登りよりしんどい。
ここから香川県へ入ります。
うどんの国に来たのですから、早速うどんを食べたいのですが、うどん屋どころか飲食店が見つかりません。
ひたすら歩きます。

六十七番大興寺。
先に進むとうどん屋さんがありました。
外からは店内の様子が分からないのですが、ソッと戸を開けて驚きました。
地元の人でギッシリです。
皆、ズルズルと音を立ててうどんを啜っています。
「大喜多」というお店。
とりあえずかけうどん中を頼みます。
280円。
安いなぁ。
大はありますが、小はありません。
しばらくして、目の前にやってきました。
いい匂いです。
食べようとすると、隣に座った常連らしきお客さんが、
「ぬるかけ」
注文します。
お店のお姉さんが、
「はい。ぬるかけ一丁~」
と厨房に伝えます。
初めて聞きました。
ぬるかけ。
私の前にあるのは熱々のかけうどんです。
出汁がぬるいのでしょか。それとも麺か。
すると、新しく入って来た兄さんも、
「ぬるかけ」
と注文します。
「ぬるかけ一丁~」
「こっちもぬるかけ」
「こっちも」
皆さん、ぬるかけを注文します。
私もぬるかけにしたら良かったかなと思いながら、
ヒョイッとどんぶりを見ると、
うどんがありません。
ぬるかけのことを考えながら、いつの間にか食べてしまったようです。
ゆっくり味わって食べたかった。
お代は280円。
安いですね。

六十八番神恵院、六十九番観音寺。
お寺が二つくっついています。
一つの納経所で二ヶ寺分の納経をして頂きます。

川沿いの道を歩きます。
車が通らないので気楽です。
天気も良くなってきました。
道端の花が美しい。

亡くなった師匠が、色紙を頼まれてると描いていた雲水の絵。
笠をかぶったお坊さんが、杖を持って、歩いている後姿。
師匠がそうなりたかったのか、
別に意味のない、ただ好きな絵だったのか、
そんな雲水の絵をよく色紙に描いていました。

今の私がそんな姿になっているような気がします。

師匠のことを考えながら、ずっと歩きます。

七十番本山寺。
六文銭のお守りを売っています。
この六文銭は昔使っていた本物です。
六文と言えば、三途の川で鬼の船頭に渡す渡し賃。
お守りになるのでしょうね。
六文ですが、1000円です。
お寺の方に、
「真田幸村の紋ですね。幸村ファンは買いにきますか」
「来ないですね」
幸村ファンは来ないそうです。

マルナカで惣菜を買って、旅館へ。
本日は「ほ志川旅館」。
素泊まり、お接待してくださって3000円。
有り難うございます。

洗濯をして、惣菜を食べて、ゆっくり休みます。

にほんブログ村 旅行ブログ 遍路・巡礼へ
にほんブログ村
コメント(1) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。