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お知らせ!ラジオ出演 [結願後]

本日、まもなく、四国放送ラジオ「土曜ワイド徳島」に出演します。
遍路の総まとめ、
帰ってからのことをお話します。

ぜひ聞いて下さいね。

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感謝 [結願後]

無事に遍路を終えました。

様々な応援有り難うございました。

頂きました餞別、送金、講談の謝礼で、
四国を廻ることが出来ました。

改めまして、
餞別を下さった方、
送金して下さった方、
講談の謝礼を下さった方、
本当に有り難うございました。
感謝しております。

一生に一度の、
貴重な経験が出来ました。

この経験を、今後の人生、そして、高座に生かして行きたいと思っております。

有り難うございました。

ブログにコメント下さった方も有り難うございます。
歩くのもしんどかったのですが、
実はブログを書くのはもっとしんどくて、
困ったことを約束したなあと思っていました。

コメントを読むのが日々の楽しみでしたので、
コメントを頂く為に、毎日書き続けました。
コメントを書いて下さった方、有り難うございました。

毎日、書き続けたことで記録に残りました。
今から、思い出して書けと言われても、もう書けません。
その時に、書いておいたから、こうして日記が残りました。

誤字訂正も有り難うございます。
これからゆっくり直したいと思います。

お遍路が終わりましたので、コメント欄は閉じようと思います。
今までコメント有り難うございました。

今後は何かございましたら、メールでご連絡下さい。

お遍路用のメール(auone)も閉じますので、
いつのもメール(so-net)に送って下さい。

ブログ村のクリックも有り難うございました。
当初の目標は、
結願した時に、一位になれば嬉しいなあと思って、登録したのですが、
最初から、最後までずっと一位で、皆様の応援、感謝しております。
有り難うございます。
今後はしばらく更新しませんので、もう押して頂かなくても結構です。
これまで応援有り難うございました。
お時間のある方は、たまに押して頂けましたら幸いです。

当初は赤穂義士の人数に合わせて、47日の予定を組んでおりました。
45日ぐらいで廻る方が多く、
それよりゆっくり廻ろうと考えていました。

しかし、足が丈夫になって、結構歩けるようになったので、
終わってみれば、43日でした。

今、振り返ると、
もう少しゆっくり出来たなあとは思いますが、
それは今のんびりと大阪で過ごしているから、そう考えるだけで、
一ヶ月以上の旅で相当疲れが溜まっていましたし、
終盤は1日でも早く帰りたいと考えていました。

体重は5キロ減でした。
体脂肪率は14パーセント
びっくりの数字ですね。
14パーセントですよ。
スポーツマンじゃないんですから。

お遍路を終えて、5日目。
すでに体重は2キロ増えました。

食べる量は変わらないのに、
歩かなくなりましたから、一気に太るでしょうね。

歩いていなくて御、かかとや膝はいまだ痛いです。
朝、起きた時に指も痛いです。
金剛杖をずっと握っていたので、指の関節が痛んでいるのでしょうね。

43日目の写真の説明ですが、
般若心経の中に「色即是空 空即是色」という言葉があって、
それを真似て「南湖空 空南湖」としました。
まあ、それだけなんですが。

携帯電話のセルフタイマーで撮っていますので、
携帯を置いて、ボタンを押して、10秒以内に予定の場所へ移動して、ポーズを撮るという、涙ぐましい努力をしております。

後、書きたいことがちょっとだけあります。

「お遍路のススメ ~4泊5日のプチお遍路~」
「お遍路に行くにはこれが便利」
「最終話 君を想う」

これを書いて、お遍路ブログは終了しようと思っています。
5月は忙しいので、
6月ぐらいに書ければいいなあと思っています。

期待せずにお待ち下さい。

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帰りのバスの中で [結願後]

メメント・モリ。
「死を想え」という言葉がありますが、
お遍路に出た者は、
自然と死を想います。

自らの格好が死に装束。
卒塔婆代わりの金剛杖を持って、
死国を歩くのです。

遍路道の側には必ずお墓やお地蔵さんが立っています。

お遍路さんが、
行き倒れになると、
その場へお地蔵さんを立てたそうです。

最後の八十八番大窪寺へ向かうには、
女体山に登り、胎蔵峰を越えて行きます。

女体山の胎蔵峰とは、
母の胎内のことでしょう。

結願(けちがん)すること。
つまり、死に装束のお遍路さんが、
再び、母の胎内から生まれ出るという意味でしょうね。

結願後、
そんなことをぼんやりと考えながら、
コミュニティバスに乗りました。

高速志度で、コミュニティバスを降り、
大阪行きの高速バスに乗り換えます。

もう夕方です。
しばらく、バス停で待っていますと、高速バスがやってきました。

運転手さんが、
「大きな荷物はトランクへ入れて下さい。貴重品は車内へ」
と言ったので、
7キロあるバックパックは、迷わずトランクへ入れましたが、
さて、金剛杖はどうしましょう。
金剛杖はお大師さん。

貴重品と言えば、貴重品ですが、
誰も捕る人はないでしょう。
それに、車内に持ち込んでも使いませんし、長いので邪魔になるだけです。

しかし、私の気持ちとして、
トランクには放り込めないのです。

八十八番で、手放そうとしましたが、
それも叶わず、今でも、私の手にあります。
一番からずっと一緒に歩いて来た金剛杖。
薄暗いトランクに入れるのは申し訳ない気がします。

そこで金剛杖を車内へ持ち込むことにしました。
日曜日ですから、満員です。
後方の席に着きましたが、
ずっと杖を持っている訳には行きません。
頭上を見ると、棚にはほとんど荷物がありませんので、
杖を横にして、棚の上に置きます。

高速バスは動き出します。

バスが大きく揺れると、
頭上でリンリンと鈴が鳴ります。

「しまった」
私の杖には鈴が付いています。
お婆さんにお接待で頂いた鈴。
ずっと付けております。

私は毎日毎日聞き続けている、
自分の鈴の音ですから、耳に馴染みがあり、実に心地よく聞こえます。

しかし、満員のバスの中。
他の方にとってはうるさい鈴の音に違いございません。

リンリン、リンリン。

結構、バスが揺れます。

「ああ。トランクに入れた方が良かったな」
と思いましたが、
今更、どうすることも出来ません。

リンリン、リンリン。

頭上で鈴が鳴っています。
目を閉じて、お遍路の43日間を振り返ります。

辛い日もありました。
雨の日、呆然として、立ち尽くしたことが何度もありました。
それでも、自分が歩かないと、決して前へ進まないので、歩き続けてきました。

終わってから、
振り返ると、そんなこともあったのに、
楽しい思い出ばかりです。
本当に楽しかった。
行って良かったです。

毎日が新鮮で、新しい発見があり、身体が逞しくなっていく面白さもありました。

「楽しかったなあ」

バスの中で、多幸感に包まれています。
苦しみも悲しみも痛みも不安も何もない、
ただただ幸福で、安心感に包まれています。
バスの揺れ、
鈴の音、
どれもこれも、凄く気持ちが良いです。

「ああ。また、お遍路に行きたいなあ」
そう思いました。
これなんでしょうね。
お遍路に一度行った方が、
四国病に罹り、二度、三度とお遍路に行ってしまうのは、
この多幸感があるからでしょう。

夢のような、現のような、そんな気持ちで、バスに乗っています。
バスの外は真っ暗。
もう夜です。

リンリン、リンリン。

ぼんやりしながら、目を開けると、
バスが海の上を走っています。
明石海峡大橋です。

多幸感に包まれている私は、
半分、寝ぼけているのでしょう。
この明石海峡が、どういう訳か三途の川のように思えます。

「ははん。三途の川も、昔は舟で渡っていたが、近頃は近代化されて橋が出来ているのだな。バスで渡るのか。昔は六文だったが、今は値上げして、三千七百円(高速バス代)か。三途の川を渡るということは、死んだんか。お遍路を終えて、生まれ変わったと思ってたら、死んでたんやなあ。これからあの世に行くのか」

前を見ると、本州の夜景が実に綺麗。
眩いばかりにキラキラと輝いております。

「ああ。極楽や。極楽に行くんや。綺麗やなあ」

リンリン、リンリン。

鈴の音を聞きながら、気持ち良く眠りました。

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