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あれから一年 [その後]

お遍路に出てから一年が経ちました。

あれから嬉しいことが沢山ありました。

子供が無事に生まれたこと。
受賞したこと。

哀しいこともありました。

津波で多くの方が亡くなり、
原発が事故を起こしました。

今、改めて振り返ってみて、
お遍路に行って良かったと思います。

楽しかった思い出が一杯あります。

また行きたいと思います。

その後、私の周りで、
歩き遍路をする方が増えました。

そこで、自分のブログをちょっとだけ読み返してみました。

今まで全く読み返していなかったので、
どんなことを書いていたのか、すっかり忘れていたのですが、

「もう歩かない」
「遍路は一度だけ」
「二度と遍路にはいかない」
等々、書いてあって、
余程、しんどかったんだなと思いました。

今は、お遍路のことを振り返っても、
楽しかった思い出と、
優しくされて有り難かった思い出しか残っておりません。

辛かったことや、
苦しかったことをすっかり忘れています。

ですから、またお遍路に行きたいなと思います。

今は子育てをしておりますので、
家を離れることが出来ませんが、
また、いつか行きたいなと思います。

お遍路にまだ行ったことがない方は、
ぜひ行って欲しいと思います。

宗旨宗派に関わらず、
年齢に関係なく、
思い立ったが吉日ですので、
どうかお遍路に行って欲しいと思います。

私は歩き遍路でしたから、
車遍路やバス遍路のことは分からないですが、
ぜひ歩いて欲しいと思います。

歩いて、
時間を掛けて、
四国を廻ると、良い経験が出来ます。

またいつか行ってみたいと思います。
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お遍路の目次 [目次]

目次を作ってみました。

出発前
はじめに
花粉症
金剛杖、白衣、輪袈裟
歩く練習
前日
阿波 発心の国
1日目 猿との出会い
2日目 雨が降ろうが槍が降ろうが
3日目 道に迷って
4日目 遍路転がし
5日目 歩いたり休んだり
6日目 カモ南になったかも
7日目 初めての野宿
8日目 一週間が過ぎて
9日目 辻講釈とテレビ出演
10日目 自宅講談会と鯖大師
土佐 修行の国
11日目 歩いても歩いても歩いても
12日目 室戸岬を目指して
13日目 中岡慎太郎と岩崎弥太郎
14日目 寅さん地蔵
15日目 絵金蔵とオランダ
16日目 坂本龍馬とお龍
17日目 遍路あるあると素晴らしい宿追記
18日目 鍋焼ラーメン
19日目 添蚯蚓とマリリン・モンロー
20日目 カロリーメイトの夜
21日目 鳴門金時キャラメルと上方書生節協会
中間インタビュー
22日目 足をズリズリ追記
23日目 星空の下で
24日目 驚く一日
伊予 菩提の国
25日目 いよいよ伊予
26日目 モヤイとモアイ
27日目 雨とみたらし団子
28日目 久万高原の講談会
29日目 内子座見学と曽我兄弟の首塚
30日目 休養日
31日目 霧の中
32日目 念ずれば花ひらく
33日目 40キロを歩く追記
34日目 ドイツの爺さん、クラウス
35日目 クラウスと一緒に宿坊へ追記
36日目 再び一人で
37日目 雨夜のポテトサラダ
38日目 おおぼけちゅうぼけこぼけ
讃岐 涅槃の国
39日目 うどんの国へ
40日目 善根宿「うたんぐら」
41日目 山下うどん店と天然温泉きらら
42日目 屋島と那須与一
43日目 四国八十八ヶ所遍路大使任命書
結願
結願後
帰りのバス
感謝
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お知らせ!ラジオ出演 [結願後]

本日、まもなく、四国放送ラジオ「土曜ワイド徳島」に出演します。
遍路の総まとめ、
帰ってからのことをお話します。

ぜひ聞いて下さいね。

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感謝 [結願後]

無事に遍路を終えました。

様々な応援有り難うございました。

頂きました餞別、送金、講談の謝礼で、
四国を廻ることが出来ました。

改めまして、
餞別を下さった方、
送金して下さった方、
講談の謝礼を下さった方、
本当に有り難うございました。
感謝しております。

一生に一度の、
貴重な経験が出来ました。

この経験を、今後の人生、そして、高座に生かして行きたいと思っております。

有り難うございました。

ブログにコメント下さった方も有り難うございます。
歩くのもしんどかったのですが、
実はブログを書くのはもっとしんどくて、
困ったことを約束したなあと思っていました。

コメントを読むのが日々の楽しみでしたので、
コメントを頂く為に、毎日書き続けました。
コメントを書いて下さった方、有り難うございました。

毎日、書き続けたことで記録に残りました。
今から、思い出して書けと言われても、もう書けません。
その時に、書いておいたから、こうして日記が残りました。

誤字訂正も有り難うございます。
これからゆっくり直したいと思います。

お遍路が終わりましたので、コメント欄は閉じようと思います。
今までコメント有り難うございました。

今後は何かございましたら、メールでご連絡下さい。

お遍路用のメール(auone)も閉じますので、
いつのもメール(so-net)に送って下さい。

ブログ村のクリックも有り難うございました。
当初の目標は、
結願した時に、一位になれば嬉しいなあと思って、登録したのですが、
最初から、最後までずっと一位で、皆様の応援、感謝しております。
有り難うございます。
今後はしばらく更新しませんので、もう押して頂かなくても結構です。
これまで応援有り難うございました。
お時間のある方は、たまに押して頂けましたら幸いです。

当初は赤穂義士の人数に合わせて、47日の予定を組んでおりました。
45日ぐらいで廻る方が多く、
それよりゆっくり廻ろうと考えていました。

しかし、足が丈夫になって、結構歩けるようになったので、
終わってみれば、43日でした。

今、振り返ると、
もう少しゆっくり出来たなあとは思いますが、
それは今のんびりと大阪で過ごしているから、そう考えるだけで、
一ヶ月以上の旅で相当疲れが溜まっていましたし、
終盤は1日でも早く帰りたいと考えていました。

体重は5キロ減でした。
体脂肪率は14パーセント
びっくりの数字ですね。
14パーセントですよ。
スポーツマンじゃないんですから。

お遍路を終えて、5日目。
すでに体重は2キロ増えました。

食べる量は変わらないのに、
歩かなくなりましたから、一気に太るでしょうね。

歩いていなくて御、かかとや膝はいまだ痛いです。
朝、起きた時に指も痛いです。
金剛杖をずっと握っていたので、指の関節が痛んでいるのでしょうね。

43日目の写真の説明ですが、
般若心経の中に「色即是空 空即是色」という言葉があって、
それを真似て「南湖空 空南湖」としました。
まあ、それだけなんですが。

携帯電話のセルフタイマーで撮っていますので、
携帯を置いて、ボタンを押して、10秒以内に予定の場所へ移動して、ポーズを撮るという、涙ぐましい努力をしております。

後、書きたいことがちょっとだけあります。

「お遍路のススメ ~4泊5日のプチお遍路~」
「お遍路に行くにはこれが便利」
「最終話 君を想う」

これを書いて、お遍路ブログは終了しようと思っています。
5月は忙しいので、
6月ぐらいに書ければいいなあと思っています。

期待せずにお待ち下さい。

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帰りのバスの中で [結願後]

メメント・モリ。
「死を想え」という言葉がありますが、
お遍路に出た者は、
自然と死を想います。

自らの格好が死に装束。
卒塔婆代わりの金剛杖を持って、
死国を歩くのです。

遍路道の側には必ずお墓やお地蔵さんが立っています。

お遍路さんが、
行き倒れになると、
その場へお地蔵さんを立てたそうです。

最後の八十八番大窪寺へ向かうには、
女体山に登り、胎蔵峰を越えて行きます。

女体山の胎蔵峰とは、
母の胎内のことでしょう。

結願(けちがん)すること。
つまり、死に装束のお遍路さんが、
再び、母の胎内から生まれ出るという意味でしょうね。

結願後、
そんなことをぼんやりと考えながら、
コミュニティバスに乗りました。

高速志度で、コミュニティバスを降り、
大阪行きの高速バスに乗り換えます。

もう夕方です。
しばらく、バス停で待っていますと、高速バスがやってきました。

運転手さんが、
「大きな荷物はトランクへ入れて下さい。貴重品は車内へ」
と言ったので、
7キロあるバックパックは、迷わずトランクへ入れましたが、
さて、金剛杖はどうしましょう。
金剛杖はお大師さん。

貴重品と言えば、貴重品ですが、
誰も捕る人はないでしょう。
それに、車内に持ち込んでも使いませんし、長いので邪魔になるだけです。

しかし、私の気持ちとして、
トランクには放り込めないのです。

八十八番で、手放そうとしましたが、
それも叶わず、今でも、私の手にあります。
一番からずっと一緒に歩いて来た金剛杖。
薄暗いトランクに入れるのは申し訳ない気がします。

そこで金剛杖を車内へ持ち込むことにしました。
日曜日ですから、満員です。
後方の席に着きましたが、
ずっと杖を持っている訳には行きません。
頭上を見ると、棚にはほとんど荷物がありませんので、
杖を横にして、棚の上に置きます。

高速バスは動き出します。

バスが大きく揺れると、
頭上でリンリンと鈴が鳴ります。

「しまった」
私の杖には鈴が付いています。
お婆さんにお接待で頂いた鈴。
ずっと付けております。

私は毎日毎日聞き続けている、
自分の鈴の音ですから、耳に馴染みがあり、実に心地よく聞こえます。

しかし、満員のバスの中。
他の方にとってはうるさい鈴の音に違いございません。

リンリン、リンリン。

結構、バスが揺れます。

「ああ。トランクに入れた方が良かったな」
と思いましたが、
今更、どうすることも出来ません。

リンリン、リンリン。

頭上で鈴が鳴っています。
目を閉じて、お遍路の43日間を振り返ります。

辛い日もありました。
雨の日、呆然として、立ち尽くしたことが何度もありました。
それでも、自分が歩かないと、決して前へ進まないので、歩き続けてきました。

終わってから、
振り返ると、そんなこともあったのに、
楽しい思い出ばかりです。
本当に楽しかった。
行って良かったです。

毎日が新鮮で、新しい発見があり、身体が逞しくなっていく面白さもありました。

「楽しかったなあ」

バスの中で、多幸感に包まれています。
苦しみも悲しみも痛みも不安も何もない、
ただただ幸福で、安心感に包まれています。
バスの揺れ、
鈴の音、
どれもこれも、凄く気持ちが良いです。

「ああ。また、お遍路に行きたいなあ」
そう思いました。
これなんでしょうね。
お遍路に一度行った方が、
四国病に罹り、二度、三度とお遍路に行ってしまうのは、
この多幸感があるからでしょう。

夢のような、現のような、そんな気持ちで、バスに乗っています。
バスの外は真っ暗。
もう夜です。

リンリン、リンリン。

ぼんやりしながら、目を開けると、
バスが海の上を走っています。
明石海峡大橋です。

多幸感に包まれている私は、
半分、寝ぼけているのでしょう。
この明石海峡が、どういう訳か三途の川のように思えます。

「ははん。三途の川も、昔は舟で渡っていたが、近頃は近代化されて橋が出来ているのだな。バスで渡るのか。昔は六文だったが、今は値上げして、三千七百円(高速バス代)か。三途の川を渡るということは、死んだんか。お遍路を終えて、生まれ変わったと思ってたら、死んでたんやなあ。これからあの世に行くのか」

前を見ると、本州の夜景が実に綺麗。
眩いばかりにキラキラと輝いております。

「ああ。極楽や。極楽に行くんや。綺麗やなあ」

リンリン、リンリン。

鈴の音を聞きながら、気持ち良く眠りました。

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